榎戸堰
〒369-0123 埼玉県鴻巣市榎戸2丁目6
堰堤として一番最初に紹介したいのが、榎戸堰で堰堤としては、元荒川の起源からとしては初めての堰(最上流)。 次に北鴻巣に近い三ツ木堰、免許センター手前の安養寺堰と鴻巣市には元荒川の堰が3つあるが、公園になっていて趣がある堰としてはおすすめスポット。 江戸時代、まだ元荒川が荒川だった頃には木造の堰だった為、荒れ狂う荒川によって幾度となく破壊されたが、地元民が自費を費やしてでも農業用水として重要な水源だったそう。 明治時代には煉瓦づくりになり、現在でもその名残が残っている。 また、現在は鴻巣市に吸収合併されたが、以前は吹上町、その前は吹上村だった。 この吹上の名主、(代田仙三郎翁)も吹上村長として私財を投じた。 現在でも代田仙三郎翁顕彰の碑として公園内にこの碑が建っている。 中山道沿いという事もあって、訪れる人も多い。
高崎線吹上駅から中山道を行くと久下の長土手に出ますが、その前に中山道の標識があり、右折をすると榎戸堰公園があります。
この周辺には、高崎線の下を元荒川が通り、とび石で川を渡る事ができます。
鉄橋下なので電車が通るときには、耳を塞いでください。
その先、行田方面に歩くと鉄道100景(電車の写真が映える場所)などもありますし、中仙道を久下の長土手方面に歩くと「権八地蔵」もあり、散歩にはとてもよいルートです。
周辺写真・関連写真
堰とはなんですか?
「堰」とは、水をせき止めるために建設される構造物や施設を指します。川や湖などの水流を調節したり、水を貯めたりする目的で造られることがあります。堰は、農業用水や飲料水供給、洪水防止などさまざまな目的に利用されます。
日本で一番大きな堰はどこですか?
日本で最も大きな堰の一つは、「阿賀野川ダム(あがのがわダム)」です。新潟県と福島県にまたがるこのダムは、日本で最大級のダムの一つであり、阿賀野川の治水と灌漑、発電を目的として建設されました。