おしたび

備前渠用水路

〒360-0233  埼玉県本庄市、深谷市、熊谷市

世界かんがい施設遺産に備前渠用水路が登録されました。 「備前渠用水路」が令和2年12月8日にWeb会議で開催された国際かんがい排水委員会(ICID)国際執行理事会において、「世界かんがい施設遺産」に登録されました。埼玉県内では2施設目の登録となります。
備前渠用水路は利根川から取水し、埼玉県北部の本庄市、深谷市、熊谷市を流れ、利根川右岸約1,400haの水田にかんがい用水を供給する延長約23kmの農業用水路です。
1604年に江戸幕府代官頭の伊奈備前守忠次により1年間という期間で開削された埼玉県で最古級の用水路で伊奈備前寺の官名から「備前堀」の愛称で親しまれています。
渠用水路の役割 備前果用水路は、小山川の河道を一部利用して流水を貯置する溜井方式の矢島堰を設け.堰上流地城の排水も利用する効率的な施設計画で当時の最先省技術である開東流(伊奈流)の水利技術が用いられています。未流は福川に合達し、中川水系の北河原用水や羽生領用水につなかり、山地木源を持たない埼玉県南東部地域の水田の賞重な水源として寄与しています。
用木路の開削から約400年を経過した現在も同じ流路で素掘水路区間が多く残っており.開削当時の面影を今に伝える歴史的にも貴重な用木路となっています。また、地下水の函養.農村景観の維持、生態系の保全.洪水の防止などの多画的機続を有しています。

備前渠用水

伊奈殿の墓参りに行ってまいった。
場所は、鴻巣市勝願寺。
利根川東遷事業、荒川西遷事業、様々に水を治めた方であり、江戸が多いに賑わいを見せ、世界屈指の都市に発展したのも伊奈殿の手腕があっての事。
感謝をしてもしつくし足りない。

周辺写真・関連写真

熊谷太田線
備前渠が福川と合流する付近
407号線沿い

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