おしたび

八木橋百貨店

〒360-8502   埼玉県熊谷市仲町74

熊谷を代表する百貨店であって、いくつもの店舗が八木橋百貨店内で営業している。
それではなぜ、歴史コンテンツとしてこの八木橋を取り上げる必要があるのか?と疑問に思う閲覧者の方も多いのだと思う。
初代、八木橋本次郎は吹上(現鴻巣市吹上)の生まれである。
そして行田市持田の呉服太物店「山木屋」で丁稚奉公でっちぼうこうをするのだが、この山木屋の娘と結婚をして「八木橋性」を名乗る。
このような縁があってのれん分け。 熊谷市仲町に 呉服・太物商、「八木橋」を開店したのがはじまりである。
また、熊谷空襲では全焼した経緯があり、波乱万丈の老舗百貨店でもある。
そんな八木橋百貨店は地元のシンボルと言ってもいいのではないだろうか?
少なくとも私はそう思っている。
その理由の一つが、実はこの八木橋百貨店のど真ん中には、旧中山道が通っている。
深谷から上京するために中山道を通ったであろう「渋沢栄一」もこの場所を歩いた。
そんな些細な事も歴史ロマンではないだろうか?
是非一度、店内を歩いていただきたい。

八木橋百貨店

周辺写真・関連写真

八木橋表口付近にある中山道石標
八木橋裏口にある中山道石標
八木橋百貨店表口
八木橋店内
この裏口までの通路が旧中山道であった事を、歩いている人の何人が知っているだろうか?
八木橋店内灯篭
八木橋百貨店の店内にある灯篭の模造。そういう言い方をすると八木橋百貨店の関係者の方に叱られるだろうか?立派に中山道であると迷わないための灯りとなっているわけだから。
single