おしたび

皿尾口御門跡

〒361-0051  埼玉県行田市矢場2丁目

忍城北西の御門として戦略的にも重要な所であったので堅固な曲輪で囲み 二つの谷と大きな格沢を利して守りを固めた上杉謙信石田三成の忍城攻めの時も 少数よく人敵を防いだ古戦場である
建立 行田ライオンズクラブ
昭和五十四年三月
協賛 村越富士也

皿尾口御門跡

皿尾口御門は、表門である大手門に対し、搦手となる重要な門でござる。 石田三成による忍城攻めでは、後に合流した浅野長吉がこの皿尾口を攻め成田氏と戦ったが、激戦であった事を伺う資料が残っている。

そんな皿尾口御門には、おもしろい話が伝わってござる。 忍城十五の門は、明け六つ、暮六つと言って、忍の時の鐘が鳴ります。 それと同時に門を閉めるのじゃが、この皿尾口のあたりに住んでいた「竹さん」いう皿尾門の雑用係がおり その竹さんといつも門をたたくキツネのばかしあいの話である。 興味があれば「皿尾門の狐」を読んでみてくだされ!

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