おしたび

下忍の一里塚(日光脇往還(館林道))

〒〒361-0032  埼玉県行田市佐間3丁目27

この一里嫁は、江戸時代に中山道の鴻巣市箕田から分かれて、行田を経て館林へと向かう街道であった「館林道」の路傍に築かれたもので、かつての佐間村、下忍村、埼集村の境界に位置しています。もともとは街道の両側に築かれていましたが、現在は街道の事側に築かれたこの塚だけが残されています。 -中塚は、旅人の日前として街道の端に1里(約3927キロメートル)毎に築かれた塚で、塚の上には松か榎が植えられて、旅人が木陰で休息を取れるように配慮されていました。 また、松や榎が植えられたのは、根で塚の前壊を防ぐためでもありました。 この一里塚は直径4.6m、高さ2.1m、平面形態はり形を呈し、塚の上には築造時に植えら れたと思われる榎が大きく枝を仲ばしています。 榎は高さ約9m、日近り2.4mを測る大木で、塚と共に往時の面影を良く残しています。 なお、現在は街道が西側に移動したため、この塚の周囲は工場地になっていますので、注意して見学してください。

下忍の一里塚の大きな榎

箕田の追分から17号バイパスでここまできましたが、既に当時の街道は新しくなっています。 さきたま古墳群からほど近くにありますが、工場内の敷地内で駐車場内にありますので車の出入りに注意をし、マナーを守っての見学をおすすめいたします。 見学に行った時には、写真のように大きなキノコが確認できました。 あれはいったい? 榎だけにエノキダケ? ではないようです。 また調べて投稿します。

周辺写真・関連写真

下忍の一里塚の大きな榎
一里塚の案内
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